窓の向こうに
昔たしかに見たのでした。
遥かかなたにあなたの瞳を。
凍える胸をとかしてくれる
まっすぐな黒い瞳を。
この窓の向こうに
歩き出しさえすればいいのに。
それができずに居るのは
風が冷たすぎるから。
それとも
あなたを待ちすぎて
私の心が
窓の内側でしか呼吸できなくなってしまったから。
by kamakurasea
| 2010-01-22 00:28
| あなたへ
ファン申請 |
||