<   2010年 09月 ( 94 )   > この月の画像一覧

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窓を打つ雨の音とパーカッションがさりげなく重なりあって
その上をころがるピアノとベースの音が耳に心地よいのは、
彼らの心にも小さな雨が降り続けていたからかしら。


「We Get Requests」
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by kamakurasea | 2010-09-30 18:29 |
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「今年の夏はみんな枯らしちゃったね、秋はがんばるからね」と
わが家のベランダの鉢植えのことを思いながら、
お茶を飲んで、ふんわりケーキをほおばる。
ついでにちょっと本を開いてもいい。
「Tas Yard」はそんなやさしいお店です。

「Tas Yard」
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by kamakurasea | 2010-09-30 18:22 | テーブル
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噴水の水と雨が一緒になってね、
ダンスをしていたんだよ。
エメラルド色のドレスをひらひらさせてね。
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by kamakurasea | 2010-09-30 18:11 | 街角
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「私の死ぬ時には
 小高い丘の上の雨上がりに
 虹の立つことであろう
 季節は終わりの旅の途中であろう
 昼下がりの田舎町の裏通りには
 ゆるやかに陽が下りて
 少女たちのはしゃぐ声が
 通りを駆け抜け
 太陽が麦わら帽子を被る頃だろう
 そして私は
 心懐かしき黄昏を
 窓辺に咲かせ
 眠りにつくことだろう」

従兄のことばは古くて美しい日本語です。
彼の詩を読むと、藁の匂いがしてきます。
夕焼けにそまった茜色の藁の匂いです。

「CAUVINE―刈り取られた慈しみ」
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by kamakurasea | 2010-09-29 20:28 |
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私の従兄は絵描きです。
パリに暮らして25年になります。

昨日銀座の画廊へ彼の個展を観に行きました。

彼のライフワークである貧しい人たちを描いた作品たちに並んで、
青灰色の海や、
淡いピンクの薔薇、
赤いザクロが見事でした。

身内で見事とは…と思われるかもしれませんが、
でも私からみれば、やはり見事でしたから。

周囲の反対を押し切って絵描きになった彼は、一人フランスに渡り、
旅をして、たくさんの絵を描きました。
彼の人生そのものが絵のようだとときどき思います。
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by kamakurasea | 2010-09-29 20:16 |

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「またこれから始めればいいんだよ。」
ひさしぶりに会ったその人はやさしく笑った。
情熱が薄らいで行くような日々にうつむく私に。

始める事ができるって
幸せなことなんだから。

幼いころ肩をならべて眺めた星のように静かに降りてくるその人の言葉は
胸の奥の扉をいともやすやすと開いてくれた。
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by kamakurasea | 2010-09-29 20:05 |
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本へのアプローチの仕方は人それぞれです。
山本容子という人のそれはかなり独特だと思います。
本の表紙や作家を描くことについて下記のような表現がありました。

<私がやりたいのは、先ほども言ったようにアフターマス、つまり余波を描くこと。…あるテーマを描くとしますね。それを描いていると、最初の目的であるテーマとは直接関係のないイメージがふくらんだり、イメージの断片が出現したりします。また前にも言った描いているうちに生じた画面のキズなども含むのですが、そういうものを余波と呼び、余波が自動的に新しいイメージをつくっていくのを大切にしているんです。最初の目的であるテーマを描く事が、ある真実に到達することだと考えれば、私は一直線に至れる真実なんかないと思っているんです。たくさんの、複雑な視点が交錯したところに、一瞬チラリと真実がひらめく、というあり方でしかそれはない。子どものころからそういう風に思っていたのですが。そうした思いが絵を描く方法のなかにも生きているような気がするのです。>

丹念な本の読み込みと作家の描いた土地での調査。
見えない努力と天性の「遊び」の感覚が山本容子という人と本の関係をさらに密なものにしていったのでしょうね。

「本の話 絵の話」
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by kamakurasea | 2010-09-28 23:13 |
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雨の中の薔薇。
透明で、好き。
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by kamakurasea | 2010-09-28 22:48 |
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Makikoさんの器の中には湖があって
その湖の向こうには青い青い空が見えます。
なんて美しい器。

「La Maison de Vent」
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by kamakurasea | 2010-09-28 22:26 |
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圧倒的な人々の存在感。
それらがページをめくるたびに波のように押し寄せます。
人はなんと魅力的な被写体なのでしょう。
そしてそれをかくも見事に画面にやきつけることのできたドアノーの才覚がうらやましくてたまらなくなるのです。

何十年も前にパリで起きた市井のドラマのひとつひとつが、この写真集のなかではまだ終わっていません。
これからもずっと続くであろう人の営みの体温を閉じ込めた400ページにも及ぶこの本は、まちがいなくパリにとっても「宝物」なのだと思います。

「Robert Doisneau Paris」
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by kamakurasea | 2010-09-28 01:24 |